大工さんとの打ち合わせ(訳す前)
- KINE 杵岩
- 2019年11月30日
- 読了時間: 2分

KINE の 杵岩 です。
大工さんとの打ち合わせの話です。
当然ですが、工事を始める前に、大工さんとの打ち合わせは必要不可欠です。
木造の場合、どのような打ち合わせになるのか、再現してみました。
大工 「おはよう。」
私 「おはようございます。早速ですが、これが今回の図面です。」
大工 「何坪あるん?」
私 「33坪です。」
大工 「いつから叩かなあかんの?」
私 「2月頭から3月末までです。」
大工 「根太なん?合板なん?」
私 「今回は根太レスです。」
大工 「図面のここ、壁くりぬいてるけどガラスいれるん?」
私 「ここはアッパッパーです。」
大工 「キッチンの横小さな空間できるけど、どうするん?勝手悪ない?」
私 「勝手悪いからコロシしてください。
地しゃくってキッチンより面落ちで仕上げて下さい。」
大工 「きれいにしゃくるから、暴れてないの頼んでな。」
私 「はい。寸3を1束いれときます。」
大工 「キッチン遊び大きいから、合板かまして、チリなくすで?
あとキッチンカウンター飛んでるから、
50飲み込ますわ。だから大きめに頼んでや。」
私 「50ずつ伸ばしたらちょうどいいので、1間の壁芯々で頼みますね。」
大工 「バルコニーキャンチしてるけど、軒天何張るん?」
私 「羽目板張ります。外壁との仕舞い悪いから、垂れ勝ちにして下さい。」
大工 「間くずれして割悪いから、わくで?」
私 「わいてください。」
大工 「分かった。棟上げ雨降らんかったらいいなぁ」
私 「そうですね。頼みますね。」
と、このような会話をしています。
実際はもっと長く打ち合わせしており、ここには出てきていないワードがたくさんあります。
机で考えると、意外とワードが出てこないです。。。
基本、頭の中は3Dの立体になっています。
大工さん同士の場合は、もっと高度な会話をしております。
その上、他業種の職人さんが入ると、もっともっと高度な話が行われます。
そうなると頭の中は、3D+上下左右斜めに物体を回転させながら、イメージを作り打ち合わせをしています。
次回この会話を訳して行きます。
続く・・・
ここには、大工さんのこと、日々のお仕事のこと、建築業界のことを書いていきます。
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